第44回日本臓器保存生物医学会学術集会

第44回日本臓器保存生物医学会学術集会

ご挨拶

会長 福嶌 教偉来る2017年11月10日(金)~11日(土)に大阪中心部の中之島センターで「第44回日本臓器保存生物医学会学術集会」を開催することになりました。

日本臓器移植生物医学会は、1974年に、「臓器保存研究会」として、臓器移植を中心とした臓器の保存を基礎医学的、臨床医学的に研究する研究会として誕生しました。1993年になり、「20回を機に会の変革を」との発案があり、外科学・移植医学のみ成らず、基礎医学、工学、薬学、生命科学等の研究者を加えた広範な分野を対象とする学会への昇格が画され、1993年5月29日に「日本臓器保存生物医学会」が新生されました。その後、多彩な学派が集結して、臓器・組織・細胞の保存と機能再生研究、それらで培ってきた知識・成果をもとに、臓器不全の治療と予防、がん化や、組織・臓器の炎症や、代謝不全研究をも対象とする、実のある討議を行う会に発展してきました。

今回会長を仰せつかりました私の学位論文が「Study of efficacies of leukocyte depleted terminal blood cardioplegia in 24 hour preserved hearts,」であることでもわかりますように、私自身が研究の道に入った当初から本学会で研鑽してまいりました。このたび、そのような学会の学術集会を開催させていただきますことは、光栄であるとともに、非常に楽しみに思っております。
今回の学術集会のテーマは、『医薬工連携による臓器保存生物学の基礎研究から臨床応用を目指して』とさせていただきましたが、臓器保存の分野の研究を、医薬工すべての研究家が、基礎研究から臨床研究まで広く発表していただき、討論していただきたいと考えています。その結果、この分野がさらに発展し、その成果が移植医療にとどまらず、様々な分野で貢献することを期待しています
第41回学術集会からの恒例となっている、本学会学術集会中に、院内コーディネーター研修会、日本移植学会認定医教育セミナー、レシピエント移植コーディネーター研修会も開催しますので、多くの関係者の参加を期待しています。また、今回から移植薬剤師を養成するような研修コースも併設したいと考えています。例年通り、学会報告集をOrgan Biologyの体裁で発刊する予定です。

是非とも多くの方のご発表、ご参集をお待ち申し上げます。

第44回日本臓器保存生物医学会学術集会
会長  福嶌 教偉